2話「武器屋と講師」
あらすじ
マテリアルピクターの研修、最初の試練はマテリアルの採り方?
制限時間10分以内に取れなければ居残り!
焦ったリオンはとんでもないことをしてしまうのでした!
※ちょっと忙しかったので、お話遅れたけどまた少しずつ出していきます~。また忙しくなったら遅れる可能性があるのでその辺よろしくお願いします!
それと、
解説用語など現在製作中~^^
キャラクター紹介とかも少しずつやって以降ともいます(^∀^)
その前にそれ専用の目次とか作っておかないとね・・・^^;
11
「次、リオンさん。制限時間は15分です、その間にマテリアルを採ってみてください」
「は、はい!」
うぅぅぅ……、順番が回ってきた!
「さっき私が見せたお手本を良く思い出してやってみてください」
「ふ~っ」
一息ついた後、あたしは箱を見つめその中にあるマテリアルに意識を集中する。そしてゆっくりと手をかざし、魔力を手のひらに集めマテリアルに向けて放った。
なかなか、中にあるマテリアルは動かない。
額には無数の汗。
5分、10分と時間が過ぎる。
げげっ!!時間がなくなってきた~!!あ、後5分しかない!出来なかったら居残り!!
見た感じではただ箱に手を向けているだけ……にしか見えないと思う、たぶん……汗。
ちょっと情けないけど、これでも一生懸命頑張っているのだ。
何で動かないの?
あたしはちょっとあせった!
先生のやり方を思い出してみる。
――確かこうだったようなそうじゃないような、何とか思い出してみる。
魔力を放出しているだけでは動かない。もしかしたら、マテリアルに向けて魔力を送るようにしないといけないのかも?マテリアルをつかむようなイメージで、もう一度魔力を強く意識してマテリアルに送ってみた。
するとどうだろう!?
マテリアルがほんの少し動いた!魔力がマテリアルに届いたのだ!
「やった!!」
あたしが喜んだその瞬間、
バリーーーーーーーーン!!!!
「へ??」
マテリアルは突然爆発したのだ。
――そして、
ゴゴゴゴーーーーッ!!!ドカーーンッ!!!
「ぎゃああああ~~~~っ!!!」
「ひえ~~~~っ!!!!」
そしてそれと同時に爆風が起きた。
教室は爆風と研修生の悲鳴でいっぱいになった。
いわゆる大惨事ってやつ……?どうしよう……。
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